17.6月の中頃くらい 空の高い日

1.

みなさん、お元気ですか。

ぼくは頭痛とか肩の痛みとか、膝の痛みなんかと戦ってはいますが気持ちは元気だと思います。痛いところがたくさんあると大変なので、来世は関節が少なくて痛覚もないような生き物に生まれたいものです。魚とか、あぁいいなあ魚。日の当たらない深海で砂に埋もれて1日を過ごしたいなあ。

 

2.

無職になったら時間がたくさんできるわけで、やってみたいことがあればなんでもできるわけで、ただしじゃあやってみようとはならないのがぼくでした。なーんにもやる気が起きない。

ならせめてこの日記だけでも書けよって自分でも思うのですが、無職は外部からの刺激がないのでここに書くような出来事がない。寝てばかりいるので思考もままならない。スライムみたいな生き方になってしまった。

そういえばサッカーのワールドカップが始まるそうですよ。昨日たまたまテレビで試合を見たのだけど、ラグビーにでも使われていたのかボロボロのグラウンドで選手が転びまくっていたのでなんだかかわいそうでした。一芸を極めて代表入りして、その代表の試合であんなボロボロのグラウンドを走り回されているんだなあと思うとやるせない気持ちになります。国内からはなんだかんだと叩かれ、グラウンドはボロボロで、おれたちのやってきたことはなんなんだろうとか思わないんでしょうか。思わないからプロなんだろうなあ。ぼくにはできない生き方で尊敬します。とか言っておけば、サッカーファンには受けがいいのかな。

 

3.

ようやっと色々な書類が揃ったので区役所に行きました。年金とかそのへんの申請です。起きたのが昼過ぎだったのでハローワークにはいけませんでした。まだグッバイワークのままです。

区役所に入ってフロア案内を見ていたら、数秒も立たないうちに笑顔の職員が要件を聞いてくる。なんて答えたものか、というよりはどこまで話せば通じるのかわからなかったから、素直に「仕事をやめて無職になったので諸々の手続きに来ました」と話したら、こちらの全身を一瞥した後に案内をしてくれました。その後は一度もこちらと目を合わせてくれなかったけれどね。

手続き自体は30分くらいで済んだので近くをぶらぶらと見て回っているとやたらと老人が多い。若い人はなんだかファンキーな見た目をした人が多い。居心地が悪いというか据わりが良くないというか、自然と早足でアーケード街を抜けて、逃げるようにバスに乗り込んで帰った。