49.1月のはじめの終わりくらい カイロの手放せなかった日

1.

 必死に生き抜いていたら前回の日記から一年が経っていました。結果についてはこの更新がなされていることがそうです。必死に生きるって、必死の字面は必ず死ぬなのに結果が生きるって面白いよね。いやまあみんな最終的に死ぬから死に至るのに生きるって考えれば妥当なんだろうか。僕は死にませんけれどね!

 

 

2.

 去年は一年間何もできなかったみたいなことはもう擦り切れるほど言及されてそうだから言わないけど、それにしたってすることのない一年だった気がする。憧れだったテレワークは虚無ワーク。そもそも仕事が虚業なので虚ろ✕虚ろ=実業! みたいになるかと思ったけどなるわけがなかった。

 日に日にメンタルがヘラヘラしてくるものだからジムにも通ってみたけれどこんなもので変わるなら寝てる間に変わるよなとしか思えませんでした。筋肉はメンタルのことをなにも解決してくれない。体力がないからメンタルがヘラヘラするのではなくて、もともとのメンタルがヘラヘラなのだ。ゆで卵の殻を破ったらもう殻は元に戻らないでしょう? 殻付きのゆで卵とむき身のゆで卵。シルエットだけなら同じかもしれないけれど不可逆で、一方通行で、一度そうなったものはもう戻らないんです。おわかり?

 

 

3.

 僕のインターネットを返して!

 

 突然真面目な話をしますがインターネットは割と本気で実名性にした方がいいよねと最近思う。それかジーコジーコと通信してたあのときみたいに参入のハードルを高くしよう。この国の国民性とインターネット、いくらなんでも相性が悪すぎる。糖質にノータリンにスピになんでもござれのこの闇鍋状態。しかも微妙に食べられなくもない……みたいな煮え方が続いてどうにもならないよ。どこに行ってもおかしいやつがいる。なんていうか、自分は別に学歴主義とかでは全くないのだけれど、学歴とか職種とかってある程度自分の身を置く場所とか会話相手を絞るフィルターなわけじゃないですか。そのフィルターを通すことで最低限会話の通じる相手とか、自分の同種とかと出会えるわけで。社会のあらゆるものは結局フィルターでしかないと思っているんだけど、そのフィルターが取り払われるのがインターネットなんだよね。昔はインターネットそのものがフィルターだったんだけれどアプリなんものができたせいで全くそんなものはないし。検索をかければ誰とでも対峙できる天上天下唯我独尊状態。ワールドワイド要素は消えてクローズ村社会。僕の愛したインターネットはどこ……?

 

 あ、そうだ最近一つだけ人生の目標ができました。ツイッターで著名人やニュースにリプを飛ばさない人間になることです。これをやってるやつで人間を見たことがない。