35.11月の中頃くらい あまりおいしくないつけ麺を食べた日

1.

 職場近くにあるなんとかってお店でつけ麺を食べました。

 券売機には麺何グラムは茹でると何グラムになりますだとか、そういう親切さがあってとても良いお店だなと思ったのですが、人の良さと魅力とは比例しないのと同じで、いくら親切でも味は関係ないんだなと知りました。たまたま僕の行った時間が悪かったのかもしれませんが豚なんだか鳥なんだか魚介なんだかわからないぬるいスープにうどんくらいの太さがある麺はさながらまずい二郎。おいしい二郎があるかは知りません。お腹はいっぱいになったのだけど、ご飯を食べるのは難しいなあ。

 

2.

「○○さん(女性の同僚)ってメンヘラですよね?」

 お店を出て、一緒に食べていた同僚にいきなり言われた。

 これには前提として、この間企画された同期との飲み会の場であった会話があって、内容はあんまりいいものではない。整形のこととか男性遍歴のこととか職歴のことを引っくるめて彼は「メンヘラ」だと思ったらしく、その同意を僕に求めてきたので、事なかれ主義の僕は同意を示しておいた。

 これは僕の悪癖なのですが、割とどうでもいい相手に対してはとりあえずなんでも同意したりするので、一方では否定し一方では肯定した、なんて状況が多発するんですよね。だから一対一以外の場になるとその場をうまいこと誘導しないとおれがタコ殴りになってしまったり、そんなことがよくあります。そうなるともう僕はその場に顔を出さないので今まで似たようなことがあった人は「こいつ八方美人拗らせて死んだな」って思っててください。世の中の橋渡りはちょっと難しすぎる。

 

3.

 職場ではいま研修中なのですが、課題さえ終わってしまえばすることがないので、ぼんやり転職先を探していることが多いです。

 職場に行かなくていい仕事ないかなあとか、探してはいるのですが、職場に行かないとなると自宅が職場になるわけで、「や、寝床で仕事のことを考えたくはない」となり、やはり仕事は向いてないなあと思います。

 せめて休みが多い仕事はないだろうかと調べていると幼稚園の先生はなんと年休150以上! これは驚きです。でも欲を言えば180はほしい。

 みんな働く時間を一律で減らしてくれたら給料も下がらないだろうに、働くのが好きな人は人を苦しめてることを自覚してください。やーいやーい、お前の父ちゃんワーカーホリック! 退職したら何も残んない空っぽ人間ー! とか、子供に馬鹿にされますよ?