21.7月のはじめくらい ソフトクリームを求めて歩いた日

1. 部屋のクーラーがカタカタと震えながら冷風を吐き出すのを、おれもまたカタカタと震えながら羽毛布団をかぶって見守っている。 おれの部屋は一階にあるのだけれど、一階には弟の部屋もあって、そちらにはクーラーがついていないのです。だから毎年夏にな…

20.7月のはじめくらい 傘の骨を折られた日

1. 仕事をやめてからぼんやりする時間が増えました。 前々から霞かかっていた思考は輪をかけてぼやけにぼやけ、思考もままならない日が多いです。悪いことではないんですけどね。ふわふわして楽しいですよ。考えたり悩んだりすることは疲れちゃうからね。 2.…

19.7月のはじめくらい 肌が焼け付く日

1. なんか地震ありましたね。3週間くらい前に。 数年に一度は今日みたいな大きい地震が起きるのに、二十数年生きている中でまだ震源地近くに生きていたことがないのは、なんだかんだ運がいいんだなあと思いませんか? たまに回すソシャゲのガチャとか、人数…

18.6月の中頃くらい 夜歩きをした日

1. 書きたいことがないとか、刺激がないとか、色んな問題が山積しているに間違いはないのですが、文章を書くことは楽しいです、多分。 なにもしていないと天井を眺めるだけの時間になってしまうけれど、こうして文章を書いていることでかろうじて無意味なも…

17.6月の中頃くらい 空の高い日

1. みなさん、お元気ですか。 ぼくは頭痛とか肩の痛みとか、膝の痛みなんかと戦ってはいますが気持ちは元気だと思います。痛いところがたくさんあると大変なので、来世は関節が少なくて痛覚もないような生き物に生まれたいものです。魚とか、あぁいいなあ魚…

16.6月のはじめくらい 焦燥感にまみれた日

1. こう、無職になってみてはじめてわかることなのだろうけれど、無職になると人に会いたくなりますね。いやたぶん人でなくても知り合いならゴリラでも犬でもなんでもいい、というか予定があればいい。 そう、予定を入れたがるんですよね無職。 時間をうまく…

15.5月の終わりくらい 送迎会の日

1. 「まさか出てくるとは思わなかった」 そうだよなあって、自分でも思うけれども上司がそれを言うのはどうなのさ。おれにだって人並みの気持ちを胸のうちに持っていて、自分以外にも移動になった人の送別会を兼ねているなら多少苦しくても挨拶のために出席…

14.5月のおわりくらい なんだかハイな日

1. この間、弟が救急車で運ばれてから赤いランプがムカついて仕方なく感じるようになりました。 正確には赤いランプに群がる人間モドキどもがムカついて仕方ない。誘蛾灯に誘われる蛾なんかよりも、よっぽど醜いね。ゴミだね。ゴキブリよりもたちが悪い。燃…

13.5月の終わりくらい 送別会を断った日

1. 送別会? あ、いいですいいです。いいんですって、後退しながら言い逃げしました。 部署移動があるわけではなく、仕事やめるのに送別会とかどんな顔していけばいいのさ。 あ、そう、仕事やめます。5月いっぱいです。 これに関してはいろいろ面白い話がた…

12.5月のはじめくらい 目の奥が痛んだ日

1. 起きたら目の奥が痛い。なんだかモニターを見続けたときのような痛さがある。風邪でも引いたのかととりあえず目を開けると電気が、部屋の電気が点けっぱなしじゃあないですか。犯人はこいつだと確信して膝立ちになりいくらか力を込めて電気紐を引き明かり…

11.5月の初めくらい 雷の鳴った日

1. 昼休みに外に出たらちょうど雷が轟いて、 「おぉ夏だ夏だ」 隣を歩いていた弟と同い年の同僚に言うと 「むかつきますね……雷ってむかつくんですよね、一方的に怒鳴られてるみたいで。教師みたいじゃないですか?」 と返されたのだけど、僕は品行方正でとて…

10.4月の中頃くらい 春の一番暑い日

ぐだぐだ書いてたら5月になってました。5月、5月だなあ。 暑いやら寒いやら、面倒くさい日々が続きますが皆様におきましてはどうか体調崩されませんよう。 1. 目を覚ましたら8時前だった。 仕事には間に合わないなあとか、休みの連絡入れないとなあとか、そ…

9.4月の中頃くらい 帰りにCDを借りた日

1. こないだどこだったかでブラックな職場がなくならない、ブラックな環境から抜け出せない理由みたいのが書いてあるのを見ました。 いろいろ書いてあったんですけど、一番納得してしまった理由として「ブラックな職場には断れない人だけが残る」ってものが…

8.4月の中頃くらい 階段から落ちたあたりの日

1. 朝階段から落ちました。 それはもうきれいに、足を投げ出すように下ってたら体まで投げ出すなんてよくできた脳みそで素晴らしいね。 4,5段くらいをヒップドロップみたいに落ちたもんだから骨が痛いのなんの。肘もぶつけたみたいで一日中力入らないし。折…

7.4月の中頃くらい ふらふらする日

1. 大学時代は小説書いたりしてました。 ここ読んでる人はたぶん知り合いばかりだろうし、わざわざ説明する必要もない、というかこれ一応日記だから宣言する必要もないですけど。けど。 社会人になったらさっぱり書かなくなりました。 時間がなくなったから…

6.4月の初めくらい 晴れ渡った日

朝、遅延してきた山手線に詰め込まれてドアに体を押し付けられていたら公園でなにかを練習する大学生くらいの集団が見えた。なんていうんだっけなあれ、ラクロス? ホッケー? 棒を持って玉を使うやつ。 まだ肌寒い日も多い、いやそんなに多くないかもしれな…

5.4月のはじめくらい 風の強い日が続いたうちのどこか

1. 最近父が単身赴任から戻りまして、晴れて4人家族になりました。 母は塞ぎ込みストレスにやられ、より一層ヒステリックに。ニートの弟は父親というやや自分の味方寄りの人間を得たことで積極的にリビングに出てくるように。父はそのリビングでグチグチと母…

4.4月の初めくらい 風の冷たい日

1. スギ花粉の飛散がそろそろ収まるらしい。 収まるんだ! やったね! って思ったんだけどそうじゃなくないですか。そもそも飛散しなければ誰も苦しまないわけで、収まったからよかろうなんて事なかれ主義は誰も幸せになれないよ。 「今月は残業多かったねー…

3.4月の初めくらい ちょっと肌寒い日

1. この間まで小学校の教室1.5部屋分くらいの隔離部屋に閉じ込められてたのだけど、部署移動があってだだっ広いところに放り込まれた。 隔離部屋時代の不満といえば窓がない(1つだけあるけどブラインドで締め切られていた)ことと、そんな狭い場所に40人も…

2.4月の初めくらい 暖かい日

1. タイトル、最初は日付にするつもりだったんですけどそんなことしたら毎日書かないと行けない気がするからやめました。 こういうところに人間性が出るんだろうなあと思います。だからって無理してコツコツ毎日書いて、それが続けば習慣になる、そうしたら…

1,行く宛のない言葉とか

ぐうたらで向上心のない、ぼんやりと今のことを考えて満足したり不安になったりする自分を慰めたりするために日記でも書けばいいんじゃないかなと思いました。 我ながら浅はかだなあとは思うんだけど、こういうしょうもないことからいいことに繋がることだっ…